Line 6 ユーザー・ストーリー: 鈴木 “Daichi” 秀行

絢香「三日月」や平井堅「いとしき日々よ」、miwa「春になったら」、YUI「feel my soul」など多数のヒット曲を矢継ぎ早に世へ送り出すアレンジャー/プロデューサー、鈴木“Daichi”秀行氏は名実ともに国内のトップ・クリエイターであり、また自らの音楽制作へ意欲的に取り入れる新しい機材が注目されるビジョナリー的存在でもあります。優秀なギタリストでもある氏が制作に使用するツールに、James Tyler Variaxモデリング・ギターの JTV-69 も早速仲間入りを果たしました。

鈴木 Daichi 秀行 01アレンジやダビング、ミックスの作業までもが行なわれる自身のスタジオでは歴代のPODシリーズや M9 Stompbox Modeler などLine 6製品も活躍。「シタールの音とかがスゴイじゃないですか (笑)」というオリジナルVariaxも使われてきました。「エレキシタールも持っているんですが、調整が結構大変なんですよ。でもVariaxならパッと音が出るし、ギターを持ち替えなくてもいろんな音を出せるので、これまでは特殊なサウンドをアディショナルな感じに使うことが多かったですね」。

そのDaichiさんが昨年末から使用しているJames Tyler Variax JTV-69は「ギターそのもののクオリティが凄く高いから、ギターとしてはむしろ安いと思うぐらい」と、ギター本体の質も高く評価します。ジェームス・タイラー氏がカスタムデザインしたマグネティック・ピックアップのサウンドは、2/29にリリースされたダイスケのシングル「あなたにしかできないこと」の「空想ワンダーランド」やアルバム『ボクにできること』の「ホリディ」など数曲、3/14に発売されたばかりのmiwa『Guitarium』の「始まりは終わりじゃない <endless version>」など、最新の作品にも多数フィーチャーされています。

またTelecaster™ をベースとしたT-MODELバンクのサウンドもお気に入りで、ダイスケの「冷たい夜に」の印象的なカッティングなどに活躍。「本物と比べたりもしたんですが、こっちの方が太くていいんじゃないかなと思うこともあったりします。カッティングしても、タイミングの問題もなくタイトですね。特有のガチャガチャした感じというか、ソリッドな雰囲気がイイ感じに出てます」。

合計29種類もの楽器を1本で実現できるJames Tyler Variaxは、アイディアをすぐ音にして、試行錯誤しながら進めるアレンジの作業に最適であり、ダイスケのアルバムではシタールのトーン (M11) やRickenbacker® モデル (M12) も使われました。「普通のギターだと、まずセッティングして音作りして、それから初めてオケと合わせてみて、ああやっぱり違うなってなることもある。シンセだとプリセットを切り替えながら作業できますけど、ギターだと持ち替えなければいけないし、12弦ギターだったらチューニングから始めなくてはいけない。こうやって1本でいろんな音を試せると作業スピードも上がりますね」。

また、ギター本体のチューニングを変えず、ノブを回すだけで出音のみを変更できるオルタネート・チューニング機能も「音の違和感が無い」と絶賛。「半音下げとかは割とやりますね。イントロだけボトルネックをちょっと足そうかなというときに、すぐにチューニングを変えられるのも便利。それ自体はアナログなものなのに、違和感が無いのは凄い技術ですよね」。

多数の機材に囲まれ、充実した制作環境で作業を行うDaichiさんにとって、James Tyler Variaxはプロフェッショナル・レコーディングに耐えうるサウンドのクオリティと、優れた対応力を実現するフレキシビリティを提供するツールとなっています。「何のモデリングかというよりも、“大胆に音の変わるギター”という捉え方をしています」というJTV-69は、次のヒット作の制作にもきっと活躍してくれるでしょう。

鈴木 Daichi 秀行 02

鈴木 “Daichi” 秀行オフィシャル・サイト:
http://dai-chi.sakura.ne.jp/

*全ての製品名は各所有者の商標であり、Line 6との関連や協力関係はありません。他社の商標は、Line 6がサウンド・モデルの開発において研究したトーンとサウンドを識別する目的でのみ使用されています。

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Line 6ユーザー・ストーリー: KenKen (RIZE)

RIZEのベーシストKenKenが、自身のソロ作品のギター・レコーディングに POD HD500 をフル活用しています。ギター・ダビング作業&ボーカル・レコーディングからディレクションを担当している ヤマサキテツヤ氏のサポートを受け、4年半にも渡って制作を続けてきたトラックの最終仕上げを行っているスタジオを訪ね、二人にPOD HD500の活用法を語って頂きました。

作業が行われているヤマサキ氏のスタジオには、独自の視点と感性でコレクションされたアンプやエフェクターなど膨大な機材が用意されており、心行くまでサウンドにこだわることが可能。KenKenのダビング作業では、まずソフトウェアベースのアンプ・シミュレーターでギターのレコーディングが行われ、最後にエフェクターやアンプを組み合わせてサウンドを仕上げていたということですが、その氏も「POD HD500のサウンドは、そうやって見つけた組み合わせより良かったりするんです」と絶賛します。

ギター・サウンドに関してはヤマサキ氏に全幅の信頼を寄せるKenKenも「(POD HD500は) アンプが鳴っているのを録っている感がある」と語り、その“空気感”を高く評価します。「KenKenの音楽の場合は、エレキ・ギターがベースに勝てる音像じゃないといけない。あれだけ極悪なベース・サウンドを出しているんで、生半可なサウンドだと腰砕けになってしまう」と、ヤマサキ氏。「POD HD500は、芯が通っている感じが、凄くするよね」(KenKen)

POD HD500の音作りは主にヤマサキ氏が担当し、MacBook Proに立ち上げたPOD HD500 Editソフトからエディット作業が行われています。アンプやエフェクト、マイキングなどのパラメーターを細部まで追い込む一方で、パネル上に用意されたノブも併用。「モデリングされているアンプの実機だと、セッティングによっては音がビビっちゃうことがあるんですが、そういうセッティングにするとHD500でも実際にビビるんですよ。そこまで徹底的に再現できるのは、感謝していますね」。

アンプ・モデルとしてKenKenが直感的に選択するのはMarshallやParkのアンプをベース*とするBritモデルが多い一方、ヤマサキ氏はVOXアンプをベース*としたモデルを多用するとのこと。「モダンなギターとPOD HD500を組み合わせることが多いですね。ビンテージのギターを挿すときは、思っているような佇まいにするための調整がすごくシビアで、それも面白いんです」。サウンドを細部まで作り込む一方で、プリセットも活用されます。「フィルターとかシンセみたいな、変なプリセットにも面白い音がたくさんあるので、それも使ってます。普段も FM4 を2台使ってるし、Line 6はフィルター系の良さも抜群だからね」。(KenKen)

「ソフトウェアのみのアンプ・シミュレーターはたくさんありますが、そういうものに比べてPOD HD500は勝負強い音だと言えると思います。音楽的というか、グッとくる“楽器”で、アンプではないのに実機感がある。だから、ぞんざいに扱う気にならないんですね。振る舞いや匂いがあるのが面白いですね」。(ヤマサキ)

ヤマサキ氏のプライベート・スタジオ

こうして制作活動に不可欠な存在となったPOD HD500は、ファームウェア・アップデートによる継続的な機能強化も評価されています。「ギターの出力をボリューム・ペダルに通して、バッファーとしてPOD HDに入れたりという工夫をしている」というヤマサキ氏は、v1.4から搭載された可変入力インピーダンス機能でさらに音作りの幅が広がることに期待しており、またKenKenは近日中にリリースが予定されているv2.0ファームウェアで「ベース・アンプのモデルが入るのも楽しみですね」と語っています。

KenKen Official Web Site:
http://kenkenweb.net

KenKen You Tube Channel :
http://www.youtube.com/user/kenkenweb

RIZE Official Web Site :
www.triberize.net

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Line 6ユーザー・ストーリー: Syu (Galneryus)

メジャーなギター誌で表紙を飾るなど常に注目を集める若き天才ギタリストSyuさんは、Galneryus (ガルネリウス) のオリジナル・メンバーとして10年に渡り活躍を続けており、そのライブでは常にワイヤレス・システムを使用してきました。ケーブルが絡まったり抜けたりするトラブルを避けるためにも、ステージではワイヤレスは必需品だというSyuさんは、今年になって導入したLine 6の Relayデジタル・ワイヤレス を“これまでの常識を覆したワイヤレス・システム”と絶賛しています。

Relay G50 を使ってみたら、音に太さがあるというか、もとの音と比較してもほとんど違いが分からないレベルでしたね。遅れも全く感じないし、サウンドの変化も全然気になりません」と語るSyuさんは、従来のアナログ・ワイヤレス・システムには「基本的に諦める部分があった」と言います。「高音が変わってしまったり、サーというノイズが出たり、ローが消えてしまったりという問題があって、いくら高性能なものであっても、ワイヤレスである以上は避けられない問題があると感じていました。でもRelayシリーズに関しては、これまでのそういう常識が覆されたと思うし、ミュージシャン仲間でも評判ですね」。

現在、Relay G50に送信機を1台追加したシステムを使用するSyuさんは、先日Relayシリーズの全機種を聞き比べる機会があったと言います。「Relay G30のシンプルで分かりやすいところも魅力があるし、Relay G90はラックに収めて使うのには最適ですね。僕の場合、ステージではケーブルトーン機能は控えめに使っていますが、Relay G90のケーブルトーン機能はコントロールの幅が一番広くて、それがハウリングをうまく抑えるのに使えるポイントがあったりしたのも面白かった」。

これまでPOD 2.0や、最近ではPOD X3 Proも使用しているというSyuさんは、M9 Stompbox Modeler も使用しています。「楽器店で試してみたら音が良かったんで、購入後、昨年から使っています。内蔵ディストーションにディレイをかければ、これ1台でも十分にイケると思いました」と語っています。

現在色々なエフェクターを試している最中のようですが、例えばM9でライブを行うとすると、単体のチューナーとワウの後ろにM9を接続し、そこからアンプへ送るセッティングになります。「ディレイはTape Echo、モジュレーションはAnalog Chorusがとても綺麗ですね」という空間系エフェクトは、使用するアンプの種類によっては、そのセンド&リターンで使われることもあります。「M9にはMIDIが付いているのもオイシイですね。最近はアンプにMIDIが付いているものも増えてきているので、スイッチャー代わりにも使える。ライブで使えるシーンは3つぐらいです。あんまり音色切り替えがなくて、歪みとクリーンの2種類あればいいタイプなので」。

ハイゲイン系のサウンドメイクでは、メインの歪みをアンプで作り、その前でM9のOverdriveやフィルターを使い、現在も試行錯誤しているようです。「フィルターではQ-Filterがいいですね。ワウを半止めした効果を、スイッチを踏めばすぐに出せるのがいい。いまイコライザーも研究しているところですが、Mid Focus EQが結構好きですよ」。

Galneryusは現在、10/5発売予定の新作『PHOENIX RISING』をレコーディング中。「スタジオではアンプで歪みを作ることが多くて、エフェクトはむしろミキサー側でかけるのであまり使わないのですが、歪みの要素としてM9のOverdriveを加えたりもしています。リリース後はツアーも予定していて、海外でのライブも考えています」。

Galneryus オフィシャル・サイト:
http://www.vap.co.jp/galneryus/

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Line 6ユーザー・ストーリー: 小山田 圭吾

2009年からはYOKO ONO PLASTIC ONO BANDのメンバーとして、またYMOのサポートなど、ギタリストとしてもその個性を評価され国内外で活躍を続ける小山田圭吾さんの足元で、M13 Stompbox Modelerが中心的な存在となっています。先日、ハリウッド・ボウルにおけるYMOの31年ぶりのアメリカ公演にも同行した小山田さんのM13は現在、FUJI ROCK FESTIVAL ’11やワールドハピネス2011でのステージを控えて、「BEHIND」や「RYDEEN」、「TAISO/FIRE」などのメモが貼られたままになっています。

Stompbox Modelerシリーズのディストーション・モデラーDM4、ディレイ・モデラーDL4を長い間使っており、またモジュレーション・モデラーMM4やフィルター・モデラーFM4も所有していたという小山田さんにとって、「ディレイをかなり使うので、ディレイ・タイムをどれだけメモリーできるかは重要なところ」であり、同じ曲の中でディレイのセッティングを切り替えるなど、とにかくディレイをいろいろな設定で使いたいと語ります。「曲の中で2種類のディレイを同時にかけることもあるし、違うタイムのディレイに変えたりすることもあります」。

M13は合計4基のエフェクト・ユニットを同時に使用することができ、ユニット毎に3個ずつ用意されたフットスイッチで、異なるセッティングへ瞬時にアクセスできます。「M13だと、1つのシーン (パネル全体のセッティングをひとまとめにしてメモリーしたもの) に最大12種類のディレイのセッティングを持つことができるし、メモリーはほぼ無限に使えるので、曲のテンポに応じて仕込んでおき、ワンタッチで切り替えたりできるのが便利」だと言います。1時間半ほどあるYMOのフルセットのステージでは、3種類のシーンが使われます。

現在、小山田さんのペダルボードにはM13に加えてワーミーとボリューム・ペダルが収められています。M13のエフェクト・ユニット1には歪み系、それ以外のユニットはディレイがアサインされ、エフェクト・ユニット2の後ろにセンド/リターンを利用してワーミーが挟まれています。歪み系のエフェクト・モデルにはBoost Comp (MXR® Micro Ampにインスパイア*されたモデル) とHeavy Distortion (Boss® Metal Zoneにインスパイア*されたモデル) の2種類が、またディレイのほとんどにはDigital Delayモデルが使われているということです。

各エフェクト・ユニットに用意された3個のフット・スイッチのうち、一番手前にはVolume Pedalモデルがアサインされており「ディレイの残響を途中で“バスッ”とカットするのに使う」とのこと。これは歪み系のエフェクトに対しても同様です。「最近はYMOやオノ・ヨーコさんなどいろんなライブに参加しているんですが、M13を使うようになってから、たくさんの種類のディレイを管理することなどが、かなり楽になりましたね」。

また一人ユニットであるCORNELIUSの最近のライブでは、演奏と映像のシンクロが大きな特徴となっています。「自分のバンドではクリックを使って演奏するんですけど、あらかじめディレイのセッティングを仕込んでおいて、ワンタッチで切り替えられるのが便利ですね」。

自らのスタジオではDAWのプラグインやコンパクト・エフェクターなどを活用することが多いということですが、M13は対応力を要求される現場にも役立つと語ります。「PLASTIC ONO BANDのレコーディングは、一発録りで、皆でセッションしながらやっていたんで、このセットを使いました。何をやるかも決まっていないようなセッション的なレコーディングのときは、これを持っていけば、あらゆることに対応できますね。去年のPLASTIC ONO BANDやショーン・レノンのライブなど、この3年くらい、ずっとライブではこれを使っていますね」。

Cornelius-sound.com

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Line 6ユーザー・ストーリー: 高野 寛

ソロ・アーティストとして20年を超えるキャリアを持ち、また幅広い世代のアーティスト達とのセッションや音楽プロデュースを行う高野寛さんは、ライブ活動も精力的に行っています。従来はペダルボードにセッティングするエフェクトをプロジェクト毎に入れ替えていたという高野さんが、先ごろライブ用に M9 Stompbox Modeler を導入。そのクオリティを高く評価するとともに、「毎回エフェクターを入れ替えるのが結構面倒だったんですが、それも一気に解決しました」と語ります。

プロフェッショナルな現場で長年に渡って活躍を続ける高野さんは、ギター用エフェクターを含めた現場の音を熟知しています。今年4月に発表したソロの新作『Kameleon pop (カメレオン・ポップ)』では自らエンジニアリングやミキシングまで手掛ける高野さんは、M9のエフェクトを“かなり使えるクオリティ”だと評価。「よく使うのはTube Overdriveで、Screamerも使いやすい」と語るディストーション系のエフェクトも、「歪みのクオリティが、一時のデジタルものより随分繊細になっている。解像度が上がっているのか、全然デジタル臭くない歪みの感じになっていますね」と語ります。

またモジュレーション系ではトレモロやPhaser、これまでDL4を愛用していたディレイにはAnalog EchoやDigital Delayなどを愛用。「歪みに限らず、全体的によりリアルなサウンドになっていると感じました。以前はモジュレーションにもコモる傾向があったり、ディレイ音が聞こえにくいなと感じることもあったんですが、ヌケの良さという部分でも随分改善されていると思いましたね」。

こうしたベーシックなエフェクトが多用されるソロでの活動に対して、セッションではよりクリエイティブなモデルが使われています。「pupaやTYTYTなどエレクトロニカ系のセッションでは、Ring Modulatorもよく使いますね。それと、まだそんなに活用し切ってないけどSynth-O-Maticもすごいですね。あの手のギターシンセ系の反応が早いのもビックリしました。後は、リバーブ系のParticle VerbとかもSE的に使えて面白かったですね」。

また、コンパクト・エフェクター感覚で各パラメーターを設定できる操作性も高く評価します。「M9はエディットのときのパラメーターとツマミの対応が、よく練られるなと思うし、分かりやすいですね。必要無いパラメーターをバッサリ切り捨ててるエフェクトもあるんですけど、それで十分だなと思ったし、呼び出して変更する手間を極力省いているのがいいですね。(オートセーブ機能を使用すると)セーブしなくていいし」。

各エフェクト・ユニット用の2種類のセッティングへダイレクトにアクセスできる上、それぞれのエフェクト・モデルも自由に選択できるM9の使い勝手を大きく向上させるのが、そうしたセッティング全てを“シーン”として記憶し、24パターンでメモリーできる機能です。「自分のソロだとスタンダードにオーバードライブ->モジュレーション->ディレイという並びで2セットのシーンを作ってあるんですけど、pupaのシーンは飛び道具しか入っていない感じで、Reverse DelayとParticle Verb、Synth-O-MaticとRing Modulatorだったり、フィルター系のものが4つ並んでいたり。そういうセッティングをすぐに切り替えられるのが面白いですね」。

数々のプロジェクトで多忙な日々を送る高野さんにとっては、M9の対応力も大きな魅力であり、「アンプを借りてやったりするときは、クランチがうまく出せなかったりすると、そのクランチ用のオーバードライブとリード用のオーバードライブの2つを用意しないといけなし、もっと歪ませたいときもあったりするから、本当は歪みだけでも3種類ぐらい必要なことが多くて。そういうのにもバッチリ対応できるのが、すごく有難いですね」と言います。

『Kameleon pop』高野 寛UMCC-1048

また「スタジオで、あのエフェクター持ってくるの忘れた!っていうこともあるんですけど、これまでだと演るのを止めてしまうか、アイディアを変えるかのどちらかだったけど、これを1台持っておけば大体のことに対応できるっていうのは、すごい強みだと思いますね」と語り、今後はレコーディングでも様々な場面で活躍しそうです。

「M9は、正統派のエフェクトもちゃんと太い音で入っているし、飛び道具は極端に飛べるやつが入っている。その両方ができるものって、今まではなかなか無かったと思うんですね。今後はエクスプレッション・ペダルもつないで、いろいろやってみようと思ってます」。

HAAS – 高野寛オフィシャル・サイト
www.haas.jp

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Line 6ユーザー・ストーリー: 今津 直幸 (ZILcoNIA)

XD-V70 ハンドヘルド・デジタル・ワイヤレス・マイク、Relay G50デジタル・ギター・ワイヤレスを使ってステージを自由に動き回るZILcoNIA のボーカリスト/ギタリスト、今津直幸さんは従来のワイヤレス・システムに「常に“違和感”を感じていました」と語ります。「でもLine 6 のワイヤレスには、そういう違和感が全く無かった。むしろ音が近くなるのが良いですね」。

これまでボーカルには一般的なライブ用ダイナミック・マイクを使っていたという今津さんは、ミッドローの成分が多いという自身の声の特性に合うマイクを探している過程で、信頼するライブ・エンジニアにXD-V70 を薦められました。「ハイ抜けの良いマイクを探していたんですが、モニターも近くなりますし、スタジオでワイヤードでやっていたときと違いが分からないレベルですね」と、優れた周波数特性とダイナミック・レンジを実現するシステムのサウンド・クオリティを高く評価しており、またマイク・モデルの切り替え機能も積極的に活用しています。

「ライブ・ハウスでは、そのハコのスピーカーのチューニングの違いなどもあって、場所によってサウンドも変わったりしますよね? そういうときに、ステージから降りてサウンドを聞いて、マイクのモデルを変えて対応できるのも素晴らしいですね。大体b58 モデル (Beta 58A がベース*) を使うんですが、自分の声の特徴を生かして声にハリを持たせてくれるエンジニアのときは58 モデル (SM58 がベース*) を使います。すごくコモっているハコでは、L6-DC7 モデルも2 度ほど使いました」。このL6-DC7 モデルには、トップクラスのコンデンサー・マイクが持つ優れた高域特性とダイナミック・マイク特有のダイナミック・レンジ、音抜けの良さを組み合わせたLine 6独自のモデルです。

またRelay G50 を導入することで、ステージングの自由度もさらに向上しています。「ギター・ワイヤレスは、以前は大きな会場のときだけ借りて使っていたんですが、ワイヤレス側のレベル調整が面倒だし、音痩せするんで違和感もありました。音量が変わると歪み方も変わってしまいますからね」。Relay はゲイン調整を排除した独自のデザインを採用しており、これもシンプルな操作性につながっています。「G50 は接続するだけで良くて、しかもサウンドは何も変わらないですし、むしろ音が近くなった感じがしますね。初めて使ったときに、あまりに変わらないんですぐにケーブルに切り替えて確認してみましたが (笑)、ほぼ分からなかったですね」。

パフォーマンスを重視し、最近はワイヤレスによりハンドマイクを使う曲も増えてきたという今津さんは、ギター用のペダルボードもシンプルにまとめています。「ギター・アンプに接続するための、エフェクターが並んでいる感じで使えるマルチエフェクター」という視点で選んだのが、ストンプボックス3 台分のエフェクトを同時に使用でき、しかも各エフェクト・ユニットへ完全に異なる2 種類のセッティングをセットして瞬時に切り替えられるM9 Stompbox Modeler でした。

『Theory of the circle』 ZILcoNIA VRCL-4013

「当初はディレイをメインに考えていましたが、現在は歪み系もよく使っています。ハンドメイドのブースターでクランチな感じにしていますが、M9 のBoost Comp モデルを足して使うことで、ちょっとミッドローを上げてブリっとした感じの、自分が求めている音になりますね。Boost Comp ではコンプはほぼゼロなんですが、ブースト感が気に入っています。単音で弾くときにはTube Drive に切り替えることもありますね」。またFX 2 には、ミドルテンポのポップスのときに滑らかな感じにするリバーブ (’63 Reverb) やコーラスを使うほか、「飛び道具系のエフェクトも多く用意されているので、例えば間奏でソロ回しをするときにフィルター系のモデルを使って、Smart Harmony で3度上の音を足したりすることもあります」ということです。

ZILcoNIA official web site
http://zilconia.com/

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Line 6ユーザー・ストーリー: 朝三憲一

レコーディングやライブ・サポートから作曲、アレンジまで幅広く活動を行うギタリストの朝三憲一氏は、3年ほど前から倖田來未のライブに参加しており、A-Nationやビルボードのステージなども共にしてきました。4月より行われる予定の倖田來未「Koda Kumi Live Tour 2011 ~Dejavu~」では、POD HD500の導入により初めてアンプレスのセットアップを採用。ツアー前のリハーサル・スタジオで、そのいきさつを伺うことができました。

セッション・ギタリストとして幾多の現場をこなしてきた朝三さんは「ギタリストにはそれぞれ“好みの音”があります。こんな音になればいいのにっていう、頭の中に描いている理想のサウンドの種類はそんなに多くなく、どんな機材を使っても自然とそれに近づけるチューニングをするのが面白いなと思いますね」と語り、従来のPODシリーズを「その“こんな音”に到達するスピードが速い」と評価してきました。その思いは、新たに導入したPOD HD500でさらに強いものとなりました。

朝三さんが最も高く評価するのが、新たに開発されたHDアンプ・モデルのクオリティです。「アンプの情報が最大の従来の10倍になっているということで、実際にそこは大きく違いますね。どこかの帯域に寄り過ぎることもないし、ピッキングのニュアンスもよく出ます。ひとつの音色で、ギターのボリュームを絞ってちょっとクリーンにしたり、ピッキングのニュアンスでクリーンにしたり、逆にちょっと強く弾いて歪ませたりという、そういう手元のコントロールへのレスポンスが良くなっているので、凄く弾きやすいですね」。

今回のライブ用に用意したトーンでは、主にFender BassmanやMarshall JTM-45 MkII、AC30 (Top Boost) をベースとする3種類のHDアンプ・モデルが使用されました。「モデリングのベースとなったアンプをイメージするよりも、先入観無しに出音で選んでいます。16種類のHDアンプ・モデルで好きな音は作り出せていますし、コンパクト・エフェクターのモデルも入っているので、アンプ・モデルで歪ませることも、アンプはクリーンにしてエフェクターで歪ませることもできますからパターンは無尽蔵にありますね。今回のライブはひとつのプログラム内でクリーン、クランチ、歪み、ソロ用ブーストの4チャンネルを作って、その中でエフェクトをオン/オフを切り替えるだけで行けそうです」。

オリジナルPODからLine 6製品を愛用してきた朝三さんは、Line 6製エフェクターのヘビー・ユーザーでもあります。同じく現在ツアーをサポートするmoumoon用のセットには長年愛用するMM4 Modulation ModelerとDL4 Delay Modelerが収められており、MM4ではトレモロやUniVibe、RotoVibe、またDL4ではAnalog DelayとReverse Delayを使用。「倖田 (來未) さんのツアーで使うPOD HD500では、これまでMM4やDL4でやっていたことなどを内蔵エフェクトでやることもあります。ディレイはいろいろなパターンを作っておいて、それをオン/オフして切り替えることが多いですね」。

このmoumoonのステージには従来通りギター・アンプが置かれていますが、ステージ上でアンプを使うかどうかは状況次第だということです。「ステージ上でアンプが鳴っているエアーの音が他の音にカブるのが大事なときは、アンプを鳴らした方がいいと思いますし、音楽のジャンルによってはライブ・ハウスとかだと最前列にいるお客さんにはステージの生の音も聞こえるので、アンプからの出音が無いと逆に変なバランスになってしまうことがありますね」。

アンプレスの環境を採用するにあたり、朝三さんは「アンプレスでやっている人を見かけるたびに質問したりして、1年ぐらい悩んでましたね」と笑います。「今回の倖田さんのツアーのように会場が大きい場合、カブりを意識しなくてよさそうなので、思い切ってアンプレスにしました。実際にやってみると違和感は全く無いし、音に関する不満は一切無いですね」。

POD HD500は入出力が充実しているため、ステージ上ではほんとんどの場合にイヤーモニターを使うという環境にも見事にマッチしました。「POD HD500の出力のうち、PAへはXLRで出力していて、手元に置いているイヤモニ用のミキサーには1/4インチの出力から接続しています。I/Oが充実していて、1/4インチとXLRの両方が付いているのも、HD500を導入した決め手になりましたね」。

Koda Kumi Live Tour 2011 ~Dejavu~情報:
http://rhythmzone.net/koda/schedule/110118.html

朝三憲一プロフィール:
1991年、バンド「PTON」でバップよりメジャーデビュー。アルバム2枚シングル2枚をリリース。全曲作曲担当。その後東芝EMIに移籍。アルバム1枚シングル3枚リリース。1994年解散。以後、レコーディング、ライブサポート、作曲、アレンジ等セッションギタリストとして活動している。

【ライブ、ツアー】
moumoon、大塚愛、倖田來未、島谷ひとみ、中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、the brilliant green、m.o.v.e 等

【レコーディング】
安室奈美恵、松田樹利亜、Lisa Go、19「ジューク」(アレンジも担当)、w-inds、CHEMISTRY、安倍麻美、椎名へきる、田村直美、ワカバ (アレンジも担当) 等

sammyのブログ:
http://sammy31.blog.so-net.ne.jp/

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Line 6ユーザー・ストーリー: 竹内 朋康 (Dezille Brothers)

竹内朋康氏は、1997年にデビューしたSUPER BUTTER DOG以来、RHYMESTERのMummy-Dと結成したユニット“マボロシ”や、堂本剛率いるENDLICHERI☆ENDLICHERIへの参加、またドラマー屋敷豪太と組んだトリオ・バンドFiasco3 が間もなくアルバム・リリースと、常にファンキーで存在感のあるサウンドを披露するギタリストです。ビンテージなコンパクト・エフェクターの使い手としても知られる竹内氏の、最近のレコーディングやライブのセットアップは、お気に入りのワウ・ペダルとM9 Stompbox Modeler、ギター・アンプというシンプルなものになっています。

ライブでは以前からDL4FM4MM4 の3台を使ってきたという竹内氏は、2008年にリリースされたMシリーズ最初の製品、M13 Stompbox Modeler を“僕にとっては夢のようなマシン”だと表現します。「M13が登場したときにすぐに乗り換えて、単体のワウとM13だけになったんです。その後、もっと小さいM9が出たので、セッションなど動き回る現場ではM9、大きい現場ではM13を使っています」と語り、先日リリースされたDezille Brothersのデビュー・アルバム『だしの取りかた』のレコーディングでも、エフェクターとしてはM9のみが使われました。

アナログ・エフェクターのサウンドを知り尽くした竹内氏は、Mシリーズに収められた様々なエフェクト・モデルを高く評価しており、その中でもよく使うエフェクト・モデルとして「Octave FuzzやFuzz Pi、Fuzz Face、Analog Chorus、Analog Flange、ショート・ディレイにはAnalog Echo、あとはReverseなど」を紹介してくれました。「それ以外には、ScreamerやClassic Distortion、あとはSweep Echoのような飛び系もよく使いますね」も語る氏はMシリーズの導入により、これまで所有してきた膨大なコンパクト・エフェクターの大半、実に30個以上を最近になって処分してしまったと笑います。「そのものに思い入れがある幾つかのエフェクターだけは残しましたが、サウンドという部分では、Mシリーズで全く問題無いし、満足しています」。

また「Mシリーズの良いところは、ちょっとツマミを動かしたら、それを記憶しておいてくれる……それが最高に嬉しいんですよね」と、その操作性も高く評価しています。Mシリーズではオン/オフを行ったエフェクトのカテゴリーがLCDディスプレイのバックライト・カラーで、またパラメーターがディスプレイ上のバーグラフで瞬時に表示され、真下にあるツマミで設定が行える上、セーブ作業は不要。すぐに別のエフェクトの操作に移行できます。「日によって、現場によって、設定がちょっとずつ変わっていくじゃないですか? それが日に日に育てていくというか、ブラッシュアップしていく感じなんですよね。だんだん自分の使いやすい方向に持っていける」。

一発録りを重視した今回のDezille BrothersのレコーディングではアンプとM9の組み合わせが使われましたが、この数年のスタジオ・ワークではPODも様々な作品で使っており、「周りで皆が使っているので実際に試してみたら、クオリティも凄く高かった」というオリジナルPOD以降、POD Pro、POD X3 と新しい機種を導入してきました。「打ち込みだと音作りもより緻密になってくることが多いので、トラックメーカーと自分とのやり取りが緻密にできるよう、ブースにずっと居られるPODを利用するのが一番だなって思いました」という氏は現在、「家ではPOD Pro、持ち運び用にPOD X3を使っています」。

『だしの取りかた』
Dezille Brothers
KICS-1645

Dezille Brothersのライブでも、レコーディング同様にエフェクトとしてはM9のみが使われており、6種類のエフェクトをペダル上に配置するシーン機能も、それほど多用せずに済んでいると言います。

「僕の場合は、ライブでは2種類のシーンがあれば大丈夫ですね。それ以上多く必要な現場では、M13にする感じです。いつも使っているパターンを用意しておいて、ジャム・セッションなどでは、それを使っています。FX 1にOctave FuzzとScreamer、FX2にFuzz FaceとReverse、FX 3にロング・ディレイとショート・ディレイを並べておけば、大概のセッションには対応できますね」。

Dezille BrothersオフィシャルWebサイト:
http://www.dezillebrothers.com/

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Line 6 ユーザー・ストーリー: 真鍋吉明 (the pillows)

20年以上に渡る活動歴を誇る個性的オルタナ・バンドthe pillows (ザ・ピロウズ) のギタリスト、真鍋吉明氏はStompbox ModelerシリーズのDL4やDM4、FM4を発売当初から活用しています。意欲的な活動を継続してきた真鍋氏がこのところ愛用しているのがマルチエフェクト・ペダルM13で、1月に発売された最新オリジナル・アルバム『HORN AGAIN』でも全曲で使われているほか、全国20数カ所を回る“HORN AGAIN TOUR”でもメイン機材として使用中です。

オリジナルPODを使用して以来、自らもLine 6製品と一緒に育ってきたと表現する真鍋氏は「スタジオでも使えるクオリティで、耐久性も高くライブにも向いている、個性的なStompbox Modelerを愛用してきました」と語ります。「DL4はAnalog Echo w/Modモデルなどの、アナログ・エコーらしい減衰の感じが気に入っています。自分のレゲエ・ユニットNine Milesでも、ダブにもよく合うような空間系のディレイは本当によく使いますね。DM4に関しては、ボーカリストの山中さわおから歪みをいろいろ切り替えたいという相談を受けたときに、これしか無いと思いました。この7、8年、スタジオでもステージでも彼の歪みはほとんどDM4ですね。FM4は飛び道具として非常に面白いことができるから、レコーディングではいつもそばにおいています」。

その真鍋氏にとって、M13はお気に入りのサウンドを自由に組み合わせて使える理想的なソリューションとなりました。「エフェクターボードをコンパクトにできないかと考えていたところへM13が出て来たので、もうこれしかないだろうと。全ての機能がオールインワンで入っているので何も言うことないし、それでいて値段が抑えられていたのが衝撃的でしたね。最近V2へアップグレードしたので、さらにいろんな音作りができるようになった。エフェクトの種類も増えるのが嬉しいですね」。

現在のライブ用セットアップでは、アンプのドライブやキャラクター、また歪みはペダルのキャラクターを生かしながら、M13がモジュレーションやディレイ、リバーブ系のエフェクトを一手に引き受けています。「リバーブではDuckingが非常にクオリティが高くて、あれにはビックリしました。アナログ・ディレイのクオリティの高さも武器になりますね。ギターを弾いていて気持ちの良い、滲むようなディレイ感やモジュレーション感も十分に表現できています。こうしたサウンドはいろいろなメーカーの製品でもシミュレートされていますが、僕の中で勝ち残ったのはM13ですから安心して任せられますね」。

また、優れた操作性も高く評価しています。「操作性は単体製品と同じ感じですが、ツマミをいじったものがそのままセーブされて残るのが、コンパクト・エフェクターの感覚で凄く良いですね。他のエフェクターに移動しても、そのままの状態に戻ってこられるのでストレスフリーです。行ったり来たりして比べることはとても重要なんですが、その度にセーブしたりしていると本当の意味で比べたことにならない。コンパクト・エフェクター感覚で使えるのが一番助かっているかもしれないですね」。

ライブの現場では、視認性の高さも重視されます。「モジュレーションや飛び道具を合計6種類、ディレイ3種類、リバーブ3種類を並べて使っていますが、ディスプレイの色がエフェクトの種類に応じて変わるので視覚的に分かりやすく、ライブ中も確認しやすいのも重宝してます。本当にプレイヤーのことをよく考えて作っているし、エンジニアというよりプレイヤーが作った製品だという感じがしますね」。

the pillowsオフィシャル・サイト:
http://www.pillows.jp/

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Line 6ユーザー・ストーリー: suGar (Buffalo Daughter)

2000年に発表されたDL4は、Line 6製品の中でも最高のロングセラーを記録する製品です。グリーンのボディが印象的なこのデジタル・ディレイは、チューブ・エコーやテープ・エコー、アナログ・エコーなど合計18種類のディレイ・モデルを搭載しており、24-bitトゥルー・ステレオ回路、全回路をバイパスできるトゥルーバイパスなどを装備。プロフェッショナルなギタリストの足元には欠かせない存在として現在も世界のステージで活躍しており、ギタリストのみならずボーカリストやギタリスト、ベーシストなどからも、そのサウンドの太さと頑丈なボディが高く評価されています。

世界的な評価を獲得するBuffalo DaughterのギタリストsuGarさんも、このDL4を「サウンドも素直だし、デジタルだけど音が太いのでずっと使ってます」と語り、発売直後に入手して以来、ライブ、レコーディングのどちらにも愛用しています。「ギター用にデザインされた製品なので、ゲインなども相性が良いですね。製品によっては音が痩せてしまうこともありますが、これは音も太くて、変わらないのが良いですし、だからこそ長い間使ってきているんだと思います」。

suGarさんのDL4は、ロング・ディレイやSweep Echoモデルによるワウのかかったようなサウンドでも使用されていますが、特にライブで最も活躍するのが、自ら“使い倒している”と表現するLoop Sampler機能です。このモードでは3つのストンプ・スイッチがRecord/Overdub、Play/Stop、Play Once機能を担当するため、ギターの演奏中にも秀逸な操作性を発揮。「DL4は操作しやすいのでループが凄くうまく組めるようになって、それが私達の音楽性にも影響しましたね」と語る通り、Loop Samplerでループを作り、その上に重ねて演奏するのがsuGarさんの重要な演奏スタイルにもなっています。

ギターのピッチをエフェクターで下げてベースラインを弾き、そのループの上でギターを弾くというシチュエーションなどでは、同じStompbox ModelerのDM4ディストーション・モデラーも重要な役割を果たします。「ドラムとかも一緒に入っていると、どうして埋もれてしまうんで、そういうときにDM4のBoost/Compモデルを選んでコンプとして使います。セッティングを2種類メモリーしておいて、一番出したいときに踏み変えたりしますね」。

DM4に搭載されているモデルでは、Line 6 Distortionによるメタリックな凄い歪みも他では出ないサウンドなので使いますね。Line 6 Driveもよく使います。ライブでは4つのメモリーのうち2つをBoost/Compで使うので、それ以外は他で出ない音を使うことが多いですね。Octave Fuzzとか、その他のファズ系も面白いんですよ。DM4は、ビンテージなサウンドより現代的なものに使うことが多いですね」。

アメリカやヨーロッパでも頻繁にツアーを行うBuffalo Daughterのステージで、これらStompbox Modelerシリーズが常に活躍してきました。「とにかく、ツアー中に壊れることがないですね。ツアーだと時間がないので、トラブルシューティングをやっている暇もないんですが、Stompbox Modelerだと確実なんで、特に長いロードなどツアーでは重宝しますね」。

Buffalo DaughterオフィシャルWebサイト:
http://www.buffalodaughter.com/

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ハンズ・ジマーとジョニー・マーによる「インセプション」のサウンドトラック

2010年7月13日、ハンズ・ジマーとジョニー・マーが、「インセプション」のサウンドトラック数曲のライブ・パフォーマンスを披露しました。このサウンドトラックのレコーディングとパフォーマンスに、ジョニー・マーはM9 Stompbox Modelerを使用しています。実は、ジョニー・マーがM9を使用しているという話を聞くまで「インセプション」関連のニュースにはそれほど注意を払っていなかったので、当日はライブ・ストリーミングをチェックしてみたのですが、そのパフォーマンスは本当に心を奪われるもので、20分以上に渡って本当に興奮しました。

当日は1万人以上と共にUstream上でライブ視聴したのですが、実はサウンドトラックがライブ演奏されるのを見たのは初めてでした(このパフォーマンスは現在もここで見ることができます)。しかも、まだ見ていない映画のスコアが演奏されるのを鑑賞していたことになります。このサウンドスコアが、いかに強烈なものであったのかが、お分かり頂けると思います。

その後、私は何度も聞き返すようなサウンドトラックについて考えてみました。そうした音楽は、2つの特徴を持っているようです。まずは、映画を完璧に補完し、全体を通して感情を表現するが、決してストーリーに影響し過ぎることはないということ。そしてもうひとつは、映画のストーリー無しでも十分に魅力的であることです。

私にとって、こうした魅力を持ち、今もよく聞き返すサウンドトラックは「クロウ/飛翔伝説」と「ピアノ・レッスン」、「The Sweet Hereafter」です。皆さんが現在もよく聞き返すサウンドトラックは、どの映画のものですか? ぜひコメントに記入してください。

Line6Angelaによるポストの翻訳)